介護福祉士の道 #2

皆さん、こんにちは。職員のちだです。

1月26日に介護福祉士の試験があり、受けに行きました。

十分な勉強をしたつもりで挑みました。

ただ、試験中は問題を解く度に自信がなくなっていき、終えた頃には不安でいっぱいでした。

後日に自己採点をしました。あとは発表を待つのみです。

 

前回、知識をご紹介出来たらと思っていたので、一つご紹介していきます。

まず、介護福祉士の知識にカテゴリーがあります。

「人間の尊厳と自立」のカテゴリーからご紹介します。

 

皆さん、自分の思いをうまく伝えれない時ってありませんか?

相手を気遣い、我慢したり諦めたりしませんでしたか?

もし身近な人が同じ状況だったら何を考えますか?

誰かが代弁してくれると嬉しくありませんか?

その視点に「アドボカシー」があります。

 

アドボカシーとは「擁護・代弁」という意味があります。

自分の想いをうまく伝えれない人のために、代理者や支援員が意思を伝え

本人達の権利を大切にするという意味を持っています。

 

対象者や対応により細かく分類わけした、アドボカシーの6形態があります。

・ケースアドボカシー ・クラスアドボカシー ・ピアアドボカシー

・セルフアドボカシー ・シチズンアドボカシー・リーガルアドボカシー

 

介護・福祉においてはケースアドボカシーが多く実施されております。

高齢者や障がい者は自分の想いを伝えれない方も多く、

その場合、伝えれない人達の権利を介護スタッフや各専門家が代弁する必要があります。

 

健常者の方でも高齢者の方でも障がい者でも

想いをうまく伝えれない人がいると理解するのが大切です。

しかし、想いをくみ取り「その人のため」と思って提案したサービスが

本人の意向に合ってないこともあります。

よかれと思って意見を押し付けてないか注意が必要です。

そして、提案が主観的になっていないか「私はこう思う」「かわいそうだ」など、注意する必要があります。

常に客観的な目線で想いをくみ取る努力が必要です。

 

私も常にケースアドボカシーに触れていますが、とても容易ではないですね。

ただ、くみ取りが違ったらくみ取り方を考え直して、くみ取り直す姿勢が大切と思いました。